はじめに
 みなさま、大変長らくお待たせしました。
 介護保険主治医意見書作成支援(訪問看護指示書作成機能付)「ご意見」の最新バージョンをやっと公開できる運びとなりました。
 実は「平成11年度 介護認定審査会研修資料(徳島県介護保険推進室発行)」等に記載されている平成11年度版の「主治医意見書」の書式に対応した「ご意見ver3」はかなり前に完成していましたが、我々の属する徳島県中央広域連合でのOCRを使ったシステムに対応できる主治医意見書を作成するのに手間取ってしまい公開が大変遅れてしまいました。OCRのシステムが読めるものが一応完成しましたので、両者を併せて公開いたします。動作には、MS-ACCESS97 または MS-ACCESS2000 のいずれかが必要です。
 後ほど詳しく述べますが、OCRに対応するためには徳島県中央広域連合の指定する用紙に直接プリントする必要があります。白紙用紙にプリントしたものはOCRは読んでくれませんでした。当然、プリンタへの用紙の置き方等により、微妙な印字のずれ等が生じるおそれがあります。私はこのOCRシステムに対応するものを作りましたが、決してこのソフト(ご意見ver3.5)での主治医意見書の提出を推奨するものではありません。日本医師会制作の「医見書」や「手書き」その他のワープロでの記載等を含め、記載方法は各先生方がご自由に選択ください。どんな方法で記載された「主治医意見書」であれ、決められた記載事項が満たされていれば、保険者である市町村には受理していただきたいと思っています。
 なお、この「ご意見ver3.5」は、徳島県中央広域連合でのOCRで使えることを確認していますが、他県のOCRを使ったシステムでの対応の確認はまったくできていません。「ご意見ver3」「ご意見ver3.5」いずれをお使いの場合も、それぞれの市町村に前もって問題がないことをご確認の上、ご提出ください。また、このソフトを使っていただくことによって生じるいかなる不利益、不都合に対して作者は責任を負うことができません。
 このソフトはフロッピーデスク等での再配布は自由ですが、インターネットでの再配布はご遠慮ください。リンクを張っていただける場合もできれば、阿波郡医師会ホームページ(http://www.tokushima.med.or.jp/awagun/)にお願いいたします。(阿波郡医師会ホームページのアクセス数が増えるのを唯一の楽しみにしておりますので……^-^;)なおこのソフトの改変は自由です。「ここは こうやればいいよ」といったことがございましたら、是非ご教示ください。注意したつもりですが、まだまだソフトの不具合、バグが多いと存じます。お気づきの点がありましたら、あわせて下記までメールでお知らせください。
 申し遅れましたが、このソフトの制作にあたり、基礎となるテーブルやフォームを提供していただいた、北海道留萌市の加藤先生に、また、OCR専用用紙の手配等なにかとご尽力いただいた徳島県阿波町役場福祉課の職員のみなさまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 それでは、つたない素人ソフトですがご活用ください。こういったものを通じて、一人でも多くの医師の方がパソコンに親しでいただけるなら、作者の望外の幸せです。
平成11年10月9日(土)
 

   徳島県阿波郡医師会     笠井謙二

ホームページに戻る