主キーの設定

次に「主キー」というものを設定します。「番号」と命名したフィールドの行を選択し、上にある「鍵」のアイコンをクリックします。番号の左側に、主キーが設定されている旨の表示がでます。主キーとはなになのか、なぜこういう操作が必要なのか、このへんが表計算ソフトなどとの違いかもしれません。私もそれなりに理解できるまで、しばらくかかりました。ひらたくいえば、「こうやっておくとあとあと便利」ということだと思います。こういう直感的な操作で、データベースソフトの重要な考えかたを実現していることが、ms-access が人気のある秘密かもしれません。

これだけの操作が終わると、今回のテーブルの定義が終了しました。右上隅にある「閉じる」ボタンをクリックください。名前を変更するか聞いてきます、「はい」をおして

ここでは、「T会員」という名前をつけておいてください。(ACCESSでは、いろいろな場面で「名前をつける」ということが必要になります。単純なファイルならいいのですが、複雑なデータベースファイルを作るとき、どんな名前をつけるか が大変重要なファクターになってくるように思います。要するに、あとからその機能がわかりやすい名前 他との区別がつけやすい命名をしておくことだと思います。私は、テーブルの命名には、T(全角大文字)として機能を表すことばをつけています。テーブルには、「T**」という名前をつけておくと、あとあと、でてくるフォームや、レポートを命名する上で便利です。)

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